2026年03月04日
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ビーキャップ、ANA 大阪空港において Beacapp Tagで歩行補助具の所在地を 可視化し、年間約2,312時間の備品を探す時間を削減

~ 95台の車椅子やベビーカーの所在をiPadでリアルタイムに把握。業務効率化を実現し、創出された時間をお客様対応に活用 ~

株式会社チェンジホールディングス(本社: 東京都港区、代表取締役兼執行役員社長: 福留 大士、以下「チェンジ HD 」)の子会社で、屋内位置情報サービス累計導入社数No.1 ※1の「 Beacapp Here 」を提供する株式会社ビーキャップ(東京都港区、代表取締役社長: 岡村 正太、以下「ビーキャップ」)は、ANA 大阪空港株式会社(大阪府豊中市、代表取締役社長 白木 亜紀、以下「 ANA 大阪空港」)にて、歩行補助具の効率的な運搬・管理を目的として、位置情報把握ソリューション「 Beacapp Tag 」を活用し大阪国際空港内で保有する 95 台におよぶ歩行補助具の所在をリアルタイムに把握できる体制を整え、年間約 2,312 時間にのぼる備品捜索の業務を大幅に削減したことをお知らせします。創出された時間をお客様対応に活用することで、サービス品質と業務効率の両立を実現しています。

※1 東京商工リサーチ調べ「オフィス向けリアルタイム位置情報サービス部門累計導入社数、導入数、ユーザー数」第 1 位( 2025 年1 月末時点)

■導入の概要: 計 95 台の車椅子・ベビーカー等に小型ビーコン端末を取り付けリアルタイム位置情報を可視化

同社が大阪国際空港内にて保有する車椅子やベビーカーなど計 95 台の歩行補助具に小型のビーコン端末を取り付け、ターミナル内の保管場所に受信機を設置しました。スタッフが従来より業務時間中に常時持ち歩いている iPad を通じて、保管場所ごとの歩行補助具の配置台数をリアルタイムで把握できるようにしました。
これにより、無線およびスタッフ自身の移動で対応していた所在確認や配置作業も、スムーズに可視化・共有され、現場全体の運用を支える仕組みとして定着しつつあります。

■導入の効果:年間 2,312 時間分の業務を削減し、業務効率とサービス品質を両立

Beacapp Tag の導入により、歩行補助具それぞれの現在地と保管場所ごとの配置数を、スタッフが iPad でリアルタイムに把握できるようになり、これまで 1 日平均 7 時間 20 分かかっていた備品の確認・再配置作業は、 1 日平均 1 時間まで大幅に削減されました※2。これは月間では約 193 時間、年間約 2,312 時間分に相当します。この新たに捻出した業務時間を、ロビーやゲートでの対応など、直接お客様と向き合う業務に振り向けられるようになりました。

また、急遽の対応が求められる場面でも、 Beacapp Tag で必要な歩行補助具の所在地を即座に確認し、他のスタッフとスムーズに連携できるようになったことで、従来のように無線でやりとりを重ねることなく、速やかにお客様のもとへ届けられる体制が整いました。

スタッフ間では「 Beacapp Tag がある」という安心感が根づき、落ち着いた対応や丁寧なご案内につながっています。導入後に約 300 名の空港スタッフを対象に行った定性的な社内アンケートでは、約 80 %の空港スタッフが「お客様からのお困りの声が減ったと実感している」と回答しており、サービス品質の向上にも寄与しています。

※2 導入前の「 7 時間 20 分/日」は、備品(歩行補助具等)の所在確認・再配置のための確認時間を 20 分設定し、これを 1 日22 回実施していたことに基づき算出( 20 分 × 22 回 = 440 分 = 7時間 20 分)。本取り組みにより、従来「所在確認+再配置」に要していた作業が「再配置」中心の運用となり、作業時間は 1 日あたり 7 時間 20 分から 1 時間へ短縮された。

■導入の背景:空港内の人流増加に伴うアクセシビリティと現場負荷の改善へ

ANA 大阪空港は、大阪国際空港(伊丹)・神戸空港の 2 空港を拠点に、 ANA グループ便および提携エアラインの空港オペレーションを担っており、大阪国際空港(伊丹)では、車椅子やベビーカーなどの歩行補助具を計 95 台保有し、空港ターミナル内の複数の場所で貸出・返却を行っています。

空港では日々、年齢や状況の異なる多様なお客様が行き交い、車椅子・ベビーカー・歩行器など歩行補助具の貸し出しが欠かせません。ニーズは高齢者やお子様連れに限らず、怪我・体調不良・妊娠中など一時的に生じる場合もあります。加えて空港では、ベビーカーや車椅子を搭乗口まで使用できる一方、機内には持ち込めず搭乗口で預ける必要があるため※3、到着後の受け取りまで空港側の貸出機材が必要になるなど、ターミナル内で補助具が求められる場面が発生しやすい環境です。こうした背景から、公共性の高い旅客施設である空港には、移動の円滑化(アクセシビリティ確保)が求められています※4。

一方で、ターミナル施設は広範囲かつフロアが分かれており、利用希望があった際に「必要な補助具が今どこにあるのか」を即時に把握することが難しく、お客様をお待たせしてしまうケースも発生していました。 2025 年は訪日外客数が 4,268 万人と過去最高水準で推移するなど※5 移動需要の回復で空港内の人流が増える中、車いす・ベビーカーなど移動支援の「手配・回収・回送」を滞らせない運用が、サービス品質と現場負荷の両面で重要なテーマになっています。そこで、手作業に頼っていた所在確認・捜索を効率化し、歩行補助具の位置をリアルタイムに可視化するべく、位置情報ソリューションの導入検討を開始しました。

検討を進める中で、フロアをまたいだ検知が可能であること、使用する端末が小型かつ長寿命設計であること、さらにすでに日常業務でスタッフに浸透している iPad で操作できることが評価され、 2024 年 12 月より「Beacapp Tag」の試験導入を開始、翌年 4 月より本導入しました。 この取り組みにより、空港ターミナル内における歩行補助具の円滑な運用体制をより強化し、お子様連れや移動支援ニーズのあるお客様に対して、必要なときに必要な補助具を速やかに提供できるサービス品質の実現を目指します。

※3 ANA 「手荷物について|ベビーカー・車いすをお持ちのお客様」
※4 国土交通省「公共交通機関の旅客施設に関する 移動等円滑化整備ガイドライン(旅客施設編)」
※5 日本政府観光局( JNTO )「訪日外客数( 2025 年 12 月推計値」( 2026 年)

■今後の展望: 空港全体で歩行補助具の可視化を目指す

現在、 Beacapp Tag によって歩行補助具の所在を可視化できているのは、 ANA 大阪空港が担当する大阪国際空港・南ターミナル内に限られています。一方、貸し出した歩行補助具が本来の返却場所とは異なる地点に置かれたり、駐車場や北ターミナルなど、担当エリア外に紛れたりするケースもあります。こうした状況をふまえ、空港全体で歩行補助具の位置を一元的に把握できる環境の整備が、さらなるサービス品質向上につながると考えています。
今後は、大阪国際空港内での Beacapp Tag の活用範囲を拡大し、同空港を利用するすべてのお客様に、いつでも・どこでも・必要なときに歩行補助具を提供できる体制の実現を目指します。

▶︎ ANA大阪空港株式会社の導入事例記事:
 https://jp.beacapp-here.com/case/ana-osaap/

【Beacapp Tag について】
Beacapp Tag は、ビーコンを活用してモノの所在や利用状況をリアルタイムで可視化する備品管理サービスです。工場・倉庫・空港・病院など、共同利用される備品の位置把握や紛失防止を支援し、現場の業務効率化と安全性向上を実現します。
▶︎ 製品サイト: https://jp.beacapp-here.com/factory/

【株式会社ビーキャップについて】https://jp.beacapp-here.com/corporate/
ビーキャップは、現在地見える化ソリューション「 Beacapp Here 」の開発・販売・運営、ビーコン管理プラットフォーム「 Beacapp 」の開発・販売・運営、ビーコン・各種センサーを活用したアプリケーションの開発、ビーコン端末・センサー・受信機の設置、ビーコン検知ログを活用したレポート作成、スマートフォンアプリケーションの開発、WEBシステムの開発を手掛けている企業です。

【株式会社チェンジホールディングスについて】https://www.changeholdings.co.jp/
チェンジホールディングスは、「 Change People、 Change Business、 Change Japan 」をミッションに掲げ、「生産性を CHANGE する」というビジョンのもと、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジタル化を担う NEW-IT トランスフォーメーション事業と DX による地方創生の推進をミッションとするパブリテック事業の 2 つの事業を柱として推進・拡大しています。

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