サイリーグHDとオリゾンシステムズ、戦略的連携により 事前契約型インシデント対応支援サービスを2026年3月中旬より提供開始
~戦略的パートナーシップのもと、IT運用の現場力とサイバーセキュリティの知見を融合し、 インシデントへの"備え"を確立~
株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士)の子会社で、サイバーセキュリティ事業を推進する中間持株会社であるサイリーグホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:福留 大士、以下「サイリーグHD」)は、オリゾンシステムズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:菅 健一、以下「オリゾンシステムズ」)と、戦略的パートナーシップを見据えた協業を開始するとともに、両社の連携による事前契約型インシデント対応支援サービス「ファーストコール・セキュリティ」を2026年3月中旬より提供開始します。 本サービスは、サイバーインシデント発生時の初動対応を迅速かつ確実に行うため、平時から支援体制を確保することを目的としたものです。本件は、サイリーググループが培ってきたインシデント対応支援に関する知見・ノウハウを活用し、オリゾンシステムズが自社サービスとして提供する形で展開される取り組みとなります。

■ 協業の背景
近年、企業・組織を取り巻くIT環境は、クラウド活用や外部サービス連携の進展により高度化・複雑化しています。 それに伴い、サイバー攻撃の手法も巧妙化・高度化しており、インシデント発生時の初動対応は、事業継続やブランド価値に大きな影響を与える重要な経営課題となっています。 一方で、
●インシデント発生後に対応方針や支援先を検討せざるを得ないことによる初動対応の遅れ
●セキュリティ専門人材の不足
●IT運用の実態と乖離した、実行が難しい対策
といった課題から、十分な対応体制を自社単独で整えることが難しい企業も少なくありません。 2025年の調査では大企業の4割以上がサイバー攻撃を経験しており、物流大手や保険業界での大規模な事業停止事例も相次ぎました※1。しかし、国内企業の8割以上がセキュリティ人材不足に直面しており、高度なスキルを要する初動対応を自社だけで完結させることは現実的に困難になりつつあります※2。 こうした状況を踏まえ、IT運用・監視の現場力と顧客接点を有するオリゾンシステムズと、サイバーセキュリティ領域における知見と支援体系を持つサイリーグHDが連携し、実務に即したインシデント対応支援を提供することを目的として、本協業を開始しました。
<出所>
※1 帝国データバンク「サイバー攻撃に関する実態調査」(2025年)
※2 IPA「情報セキュリティ 10 大脅威 2025 組織編」(2025年)
■ サービスの概要
両社協業により提供するサービスは、あらかじめ契約を締結しておくことで、万一のサイバーインシデント発生時に迅速な初動対応を可能とする、事前契約型のインシデント対応支援サービスです。 インシデント発生後に対応ベンダーを選定する従来型の対応とは異なり、平時から対応体制を整えておくことで、被害発生時の対応の遅れや不確実性を低減します。 本サービスは、オリゾンシステムズが提供主体となり、サイリーグHDグループのインシデント対応支援に関する知見・ノウハウを活用することで、運用実態を踏まえた実行可能な支援を提供します。 平時におけるセキュリティ状況の整理や定期的なディスカッションを通じて備えを強化するとともに、インシデント発生時には迅速な初動対応から専門家によるハンドリングまで、一貫した支援を行います。
■ サービスの特長
本サービス「ファーストコール・セキュリティ」は、インシデント対応における"備え"を平時から整えることを目的とした事前契約型のインシデント対応支援サービスです。 平時から支援体制を確保しておくことで、以下の3つの価値を通じて、企業・組織の継続的な安心を支援します。
- コストの予見性
事前契約により、突発的なインシデント対応費用の不確実性を低減し、安定した予算管理を可能とします。 - 事業継続性の向上
平時からの備えを通じて、インシデント発生時の混乱を最小限に抑え、事業継続への影響低減を支援します。 - 専門的知見を活かした迅速な初動対応
インシデント対応の知見を有する体制のもと、発生時の初動対応を迅速かつ的確に実施できる環境を整えます。
■ 協業における検討テーマ
本協業では、今回提供開始予定の「ファーストコール・セキュリティ」を起点として、以下のテーマについても段階的に検討・協議を進めていきます。なお、各テーマは現時点では検討段階にあり、具体的なサービス内容や提供時期については、今後の協議を通じて整理していく予定です。
- インシデント対応領域における連携モデルの深化
初動対応支援に加え、対応方針策定支援や助言体制設計など、より実務に即した連携の検討。 - セキュリティアセスメントおよび伴走支援領域における協業 システム・運用・体制の現状整理・可視化を起点とした、段階的な改善支援モデルの検討。
- IT運用・監視とセキュリティ運用の連携(将来構想) 運用・監視で得られる知見の活用を含め、より高度な運用連携モデルの可能性について、将来的な検討テーマとして整理します。
■ 今後の展開
サイリーグHDとオリゾンシステムズは、今回のサービス提供開始を第一歩として、実務に根差した協業を継続的に重ねていく方針です。本サービスの提供を通じて得られる知見や顧客の声を踏まえながら、協業テーマごとの検討を進め、両社の強みを活かした支援の拡充を図ってまいります。
■オリゾンシステムズ株式会社について https://www.orizon.co.jp/
オリゾンシステムズ株式会社は、業務システムの企画・設計、開発、基盤も含めた導入・構築、そしてその運用・保守までを一貫して担うとともに、海外で実績を持つ先進的なIT製品・サービスの国内展開を積極的に手がけております。 技術力だけでなく、現場理解を重視した提案力を強みとし、長期的なパートナーとして信頼関係を築くことを大切に考えております。変化の激しい時代においても、柔軟な発想と確かな実行力で、お客様とともに新たな価値創出に挑み続けてまいります。
■サイリーグホールディングス株式会社について https://www.cyleague.jp/ サイリーグホールディングス株式会社は、株式会社チェンジホールディングスの子会社で、日本の企業や組織のサイバーセキュリティを高めることを使命とする持株会社です。M&A、業務提携、自社サービスの開発を通じて、ITインフラやネットワークの安全性を確保しつつ、事業の成長と発展を支えます。 「リーグ(League)」の精神のもと、グループ企業やパートナーと切磋琢磨し、日本のサイバーセキュリティ業界を牽引します。セキュリティ人材育成にも注力し、企業が抱えるサイバー脅威に迅速に対応できる体制を構築。デジタル社会の安心・安全に貢献する総合的なサイバーセキュリティ企業を目指します。
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