ビジネスのスピードを止めない、頼れる法務へ

Corporate 法務
マネジャー
H.N.

司法試験合格後、IT事業会社にて契約審査や紛争対応など企業法務の経験を積む。2025年1月に入社後は、チェンジホールディングスのM&Aやグループ全体のガバナンス強化に従事。法務チームのマネジャーとして、経営と事業の初動段階から意思決定に関わっている。

法務の視点で、事業の内側から関わりたい

大学の法学部を卒業後、法科大学院へ進学し、司法試験に合格しました。ロースクールに在学中、企業系法律事務所へのインターンシップを経験し、依頼された法的課題を的確に解決していくプロフェッショナルの仕事を体験しました。一方で、外部の法律事務所として企業法務に関わる立場では、対応はどうしてもスポット的になり、企業の意思決定や事業の全体像の一部にしか関われないという現実も実感しました。その経験から、私は企業の内側に入ってビジネスに主体的に関わっていくことに興味を持っているのだと気づきました。企業内で想定される法的課題を一つずつ取り除きながら、立ち上がった後の成長や課題に継続して向き合っていきたい。そうした関わり方こそが自分の目指す働き方だと感じ、企業法務の道を選びました。

対応領域の幅広さに惹かれてチェンジホールディングスへ

チェンジホールディングスに惹かれた理由の一つが、法務が関われる領域の広さです。契約法務だけでなく、知的財産、商事法務、M&Aまで幅広く携われる環境があると知り、「ここなら法務としての引き出しを増やしていくことができそうだ」と感じました。

また、ホールディングスという形態ゆえに、複数の子会社の法務対応を通じて、業種や事業フェーズの異なるビジネスに触れられる点にも大きな魅力を感じました。

さらに、M&Aを積極的に行っている点も、これまであまり深く関わる機会がなかった領域に挑戦できる環境だと感じた理由の一つです。

「投資家からどう見えるか」まで踏み込む法務

現在は、子会社の契約書レビューや法律相談対応、社内規程の整備、M&Aなどを担当しています。入社してまず驚いたのは、法務が関与する領域の想像以上の広さでした。入社当初からM&Aに関わることを希望していたこともあり、構想段階からミーティングに参加できたことも新鮮でした。法務として案件の初期段階から結果まで一貫して関わることで、判断の背景や経営の意図まで含めて理解できる点に、手応えを感じています。

ここまで法務が踏み込めるのか、と驚いた経験もあります。特に印象に残っているのが、2025年に行われた、会社の組織形態の大きな変更です。これは、「経営の監督体制を高めガバナンスを強化するとともに、より迅速な意思決定を可能とする体制にすることで、投資家からの信頼を高められるのではないか」という考えのもと、法務から提案したものでした。

他社事例の分析に始まり、「いつ、どのタイミングで社内の意思決定を、どんな順番で公表すれば、投資家に前向きに受け取ってもらえるのか」といった、発表の進め方や見せ方まで踏み込んで検討しました。一般的には経営企画部門が担うような領域ですが、チェンジホールディングスは法務からの提案であっても、経営陣が真剣に受け止め、議論してくれます。

組織の形そのものに踏み込み、法律だけでなく投資家の視点まで考えて提案できたことは、「法務としてどこまで事業に価値を出せるのか」という自分自身の役割の広がりを、強く実感した経験でした。

判断から実行までを止めない法務チーム

チェンジホールディングスの法務チームは、メンバー一人ひとりが高い専門性を持ちながら、「ビジネスの現場」を深く理解しているチームだと感じています。

契約書のレビュー一つとっても、法的に正しいかだけでなく、「どんな表現をすれば交渉がスムーズに進むか」「相手に納得してもらうために何を示せばいいか」といった、実際の事業推進までを見据えて細部まで検討します。

また、チームの特徴として、「判断から実行までを自分たちの手で完結できる体制」と、「役割を固定しすぎない柔軟さ」があります。登記申請のように本来は外注することの多い業務も内製化しており、外部調整に時間を取られず、スピード感をもって意思決定と実行ができています。

また、各メンバーは専任の担当に加え、必要に応じて得意分野の案件にも臨機応変に関わる柔軟さがあり、効率的に業務を進められていると感じています。私自身も前職での旅行業法の経験を活かし、専任担当とは別に旅行業を行う子会社の案件に部分的に加わっています。「個の強さ」と「体制の柔軟さ」の両輪があるからこそ、難易度の高い案件にもスピード感をもって対応できているのだと思います。

法務を越えた視点を養い、判断の精度を高めていく

日々の業務のなかで意識しているのは、「どこが本当の論点か」をできるだけ早く見抜くことです。案件の全体像を見て、どのポイントが事業や意思決定に影響するのか。当たりをつけ、問いを立て、経営や事業部に返す。この"初動"の質が、その後の判断スピードや選択の精度を大きく左右すると感じています。

そのため法務としての専門性を磨くことを軸に、財務や会計、税務といった隣接領域の知識も日々インプットを続けています。新しい案件に向き合うときには、法務以外の視点も含めて論点を見立てられる状態であることを、常に意識したいと思っています。

インプットは、夕食後に本を読むことを習慣にしていますが、正直「今日は疲れてもう頭が回らないな...」という日もあります。そんな日はファイナンスや税務関係のYouTubeをぼんやり流し見したり、Podcastを聞いたり。その日の調子に合わせながら、無理なく続けることを大切にしています。

リフレッシュ方法は、家族や友人とたくさん話すことと、歩くこと。休日は一人で音楽やPodcastを聴きながら公園を散歩する時間が、良い気分転換になっています。仕事とはまったく関係のない時間を挟むことで、気持ちも自然とリセットされます。

事業や経営の意思決定のスピードを支える存在へ

今後目指しているのは、重要な会議の場などで、どんな質問に対してもその場である程度の方向性を示せる、頼れる存在になることです。

意思決定のスピードが速い環境だからこそ、法務領域に限らず、財務や税務などの観点も含めてまず"目星"をつけ、経営陣や事業責任者が次に何をすべきかを判断できる状態をつくれる人でありたいと思っています。

最終的な判断は専門部署と連携して詰めていくとしても、初動で論点を外さず、意思決定のスピードを止めないこと。そこに社内法務としての価値があると感じています。

チェンジホールディングスで活躍できると感じる人物像は、新しい取り組みや変化を前向きに受け取り、自ら学び続けられる方です。日々さまざまな施策が動き、次々と新しい挑戦が生まれるからこそ、「少し調べてみよう」「まず動いてみよう」と一歩踏み出せる姿勢が、何より大切だと思っています。

自ら課題を見つけ、提案し、チームや会社に還元していく。そんな方と、日本経済をより良くしていくというミッションに向かって、同じ船に乗って進んでいけたら嬉しいです。