抽象を描き、具体を進める。公共DXの実行組織をつくるという仕事
経済産業省、不動産デベロッパー、スタートアップでの経験を経て、現在はチェンジホールディングスの公共DXユニットの事業企画推進ディレクター。事業戦略から組織づくり、採用、M&Aまで幅広く手がけ、公共DXを前に進める「実行できる組織づくり」を推進している。
社会課題を"ビジネスで解く"。その問いを追いかけて
振り返ると、私のキャリアはずっと「日本の社会課題を、ビジネスの力でどう解決できるか」という問いを軸に動いてきました。最初のキャリアは経済産業省。地方自治体や企業が規制緩和を提案できる「構造改革特区」を担当し、上司と全国を回りながら現場の声を制度に落とし込む業務に携わりました。提案が実際の政策へとつながる過程に関わることができ、手応えを得られた6年間でした。
その後、別の角度から社会課題に向き合う働き方も知りたいと思うようになり、「資金や人を動かし、地域の価値を高めていく」というダイナミックさに惹かれて不動産デベロッパーに転職。リゾート開発や運営子会社の経営企画に携わりました。事業改善や投資判断に関わる経験は刺激的でしたが、「もっと広い視点で事業そのものを動かしたい」という思いが、徐々に大きくなっていきました。

転職を経て、自分が燃える"源泉"に気づく
その後入社した不動産テック企業では、入社直後に発生した不祥事に対し、自主的に"会社の存続・立て直し"のためのプランを提案し、任されることになりました。PEファンド向けの大規模な資産売却をリードし、その後は執行役員として事業の再構築に向き合いました。危機的な状況の中で事業を立て直していく経験は、自分の価値観を見つめ直す大きなきっかけになりました。
このとき、事業がどんな意義を持ち、誰にどんな価値を届けるのか----その"意味"に納得できるかどうかが、自分の原動力だと実感したのです。
その気づきを携えて、前職ではスモールビジネスの成長を支える事業に携わり、数年間、ミッションドリブンな環境で働きました。社会的意義を軸にしながら事業を創り、組織を動かす経験が、自分のキャリアの軸をより明確にしてくれた期間でした。
次の挑戦を模索する中、チェンジホールディングスに行き着いた理由
前職では、事業横断の事業企画部長としての成長する会社のプランニングや、事業部長としての事業と組織のグロース、他チームを巻き込む事業・組織統合、新規事業立上げ等で一定の成果も出し、大きなやりがいを感じてました。ただ、時間が経過するに連れて、私はふたたび「もっと事業全体を自分の手で動かしたい」という感覚を抱くようになりました。
そんな中でご縁をいただいたのが、チェンジホールディングスの福留社長とのカジュアル面談でした。面談では、福留さんが考える公共領域のDXの可能性と、会社として難しい自治体向けの事業を本気でグロースさせようとしている姿勢がはっきり伝わってきました。私自身がこれまで積み重ねてきた「構想を描き、現場で具体を進める」というスタイルが、社会人の滑り出しを行政マンとしてスタートし課題感を共感できる領域で確かに生きると直感的に感じ、迷うことなくチェンジホールディングスへの入社を決めました。

公共DXを前に進める「実行できる組織」をつくる
現在は公共DXユニットで、事業戦略づくり、組織設計、採用、事業モニタリング、M&A・PMIなどを幅広く担当しています。私が最も大切にしているのは、「戦略を実行できるチームをつくること」です。どれだけ良い構想を描いても、動かせる組織と人がいなければ前には進めません。
私の役割は、ゴールからバックキャストして構想を実行できる状態に動かしていくこと。経産省での政策立案、不動産・テック企業での事業再建、SaaS企業での事業グロースという様々な経験が、"抽象"と"具体"を行き来しながら組織を動かす力につながっています。経験で得た知見が公共DXのような複雑な領域で道筋を作っていくことに大きなやりがいを感じています。
公共DXユニットは、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まるチームです。驚くほどフラットで、専門性が違ってもすぐにチーミングができる。「ここは任せた方がいい」「ここは自分がやる」という判断が自然にできる関係性があり、入社直後から事業戦略の議論に深く入り込むことができました。優秀で前向きな仲間たちと働くことは、純粋に毎日が楽しいと感じられる理由の一つです。
日々の判断を支えている、日常の大切さ。
日々の意思決定を支えているのは、日常を大切にしていることです。
習慣にしているのは、7時間以上の睡眠。そして朝のインプットの時間です。前日の出来事を簡単に日記に書いて頭を整理し、気になる企業や業界を眺め、読みたい本を少しずつ読み進める。静かな朝に思考を整えることで、その日の判断の質が大きく変わると感じています。
私たちがつくる公共サービスやデジタルの仕組みが、未来の生活者である子どもたちにどんな価値を残せるのか――その問いはいつも頭の片隅にあります。
短期的な成果だけでなく、「この選択は未来の生活者にどんな影響を与えるか」を問い続けること。そうした視点を持ち続けることが、今の私の仕事の軸になっています。

変化を楽しみ、自ら意味づけできる人と一緒に働きたい
自治体が抱える課題は、社会の変化とともに常に更新されていきます。だからこそ必要なのは、表面的なニーズにとらわれず、その背景にある構造まで理解し、「なぜいま、この取り組みが必要なのか」を自ら意味づけできる力です。
状況の変化に合わせて役割を柔軟にアップデートし、時には泥臭い現場にも向き合いながら進める人。
日本の社会課題に向き合いながら、自分自身の成長にも本気で向き合いたい方にとって、チェンジホールディングスはきっと挑戦しがいのある環境です。
公共DXで、1000億の事業をつくるという挑戦へ
公共DXとその周辺事業を拡大して、売上1000億、利益150億の事業をつくる。これが今、私が本気で目指している未来です。公共DXは、既にスケールしている事業と、これから伸びていく事業が混在するフェーズにあります。自治体の人材マネジメントなど、まだ手つかずの領域も多く、挑戦の幅は広い。採算が難しいと言われる自治体ビジネスにおいても、チェンジホールディングスには挑戦し続けられる文化があります。一緒にこの未来をつくっていける仲間をお待ちしています。